パリ五輪のサーフィン代表に、コナー・オレアリー選手の出場が決まりましたね。
コナー選手は、お父様がオーストラリア人とお母様が日本人のハーフなんだそう。
今回のオリンピックを前に、国籍を日本に移したことが話題になっています。
イケメンだし、野球のヌートバー選手やテニスの大坂なおみ選手のように注目されることになりそうですね。
では、コナーオレアリー選手はお母様の為に日本の国籍を選んだのでしょうか?
コナー・オレアリー選手のプロフィールは?どんな選手?
いよいよ7月26日から始まるパリ・オリンピック&パラリンピック。
サーフィン代表には、五十嵐カノア選手とコナーオレアリー選手が共にCTランキング20位内と、世界トップレベルの選手の活躍が楽しみです。
では、簡単にコナーオレアリー選手の経歴をご紹介します。
【Connor Oleary】(コナー・オレアリー)
名前:コナー・柄沢(からさわ)・オレアリー
生年月日:1993年10月12日(2024年7月現在30歳)
父親:フィンバー・オレアリー(アイルランド系オーストリア)サーファー
母親:柄沢明美(東京都:1960年10月30日生まれ)1985年日本女子ショートボードグランドチャンピオン
弟:リク(2006年生まれ)
出身:オーストリア、ニューサウスウェールズ州クロヌラ
結婚:2020年11月・ステファニー・オレアリー
身長:191㎝
体重:90㎏
コナー・オレアリー選手の母でプロサーファーの柄沢明美さんが、オーストラリア人サーファーのフィンバーさんと結婚し、コナー選手は長男として生まれました。
コナー選手が本格的にサーフィンに打ち込むようになったのは、高校性になってからだったそう。
オーストラリアにサーフィンに来る日本人たちが、常にホームステイしている環境で育ったコナー選手。
最強のサーフィン指導者の両親の元、メキメキと頭角を現して行ったそう。
【コナー・オレアリーの成績】
- 2011:WSL初参戦
- 2013:QS優勝
- 2016:QS総合1位
- 2017:CTデビュー。年間総合13位でルーキーオブザイヤー受賞
- 2019:CTから外れる
- 2020:CT復活
- 2024:日本国籍取得し、パリオリンピック日本代表選出
*CTとは、WCT(World Championship Tour)
*QSとは、WQS(World Qualifying Series)
トッププロサーファーになるべくしてなったコナー選手ですが、日本国籍を選ぶに当たり母の影響はあったのでしょうか?
コナーオレアリー選手が日本国籍を選んだ5つの理由!母親想いだから?
①日本語で育つ
コナー選手がオーストラリアで生まれた頃は、お母さんは英語が上手くなく、またお父さんも日本語が話せた為日本語で育つ。
また、幼い頃から年に2~4か月ほど日本に帰る生活を送っていたので、日本にはオーストラリアと同じくらいサーフィン関係の友人がいるそう。
その為、コナー選手が日本語も話せることが分りました。
コナー選手にとって日本は、いつでも身近なものだったことが分かります。
②競技者としての母の血を感じるように
サッカー少年だったコナー選手は、積極的にはサーフィンをしてこなかったそう。
両親はサーフィンしに海に行くので、連れて行かれていた感覚だったとか。
でも高校生の時にたまたま出場したサーフィンの大会で、負けはしたが、競技の面白さに目覚めたコナー選手。
以来、母のプロサーファーとしての情熱や競争心などを受け継いだと感じたと話しています。
③日本のサーフィンを有名に
コナー選手は母親の祖国と自分のルーツを受け入れ、自信と実力を付けて行きました。
選手登録の変更を考え始めたのは、サーフィンが五輪で採用された東京大会が終わってから。
年齢とともに日本とのつながりを大切にしたいとの思いが深まり、パリ五輪に向けて「自分に与えられた機会を生かしたい」と決断
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/sports/actionsports/20230928-OYT1T50143/
母親への想いももちろんあるし、自分だから出来る事、サーフィンへの想いが日本国籍取得へ後押ししたという事でしょう。
それは、日本にいる僕のサポーターやファン、家族に感謝を伝え、日本の文化を受け入れ、日本の若者にとってのロールモデルになりたいと思ったためでもあったのです
④奥様が日の丸を提案
コナー選手の奥さんはオーストラリア人ですが、コナー選手の日本の友やファンへの想いをとても理解している様でした。
彼女は僕を見て、『日本の国旗もオーストラリアと合わせて肩に入れたらどう?彼らに聞いてみたら?あなたには日本に多くの家族、友人、ファンがいるので、あなたの日本人としての側面を受け入れることができるといいね』と言いました」
引用元:https://olympics.com/ja/news/connor-o-leary-japan-australia-surfing-mother-school-mixed-heritage-interview
この提案に、お母さんは「お母さんの為だけならやめて」と最初は反対したとか。
しかし、コナー選手はそれも含めて、日本への想いが強いと決心したんだとか。
⑤オリンピック代表選手への可能性
お母さんのサーフィン関係者から日本代表の打診があったこともきっかけだったそう。
プロサーファーのお母さんは、日本からの方がオリンピック代表のチャンスがあると踏みました。
明美さんは率直に打ち明ける。「オーストラリア代表でもよかったんだけど、日本の方がよりチャンスがある。持ってるものは使って出た方がいいと思っていた。
引用元:https://www.surfnews.jp/feature/column/69509/
日本国籍へ移籍する手続きだけでなく、国際サーフィン連盟、日本オリンピック委員会、日本サーフィン連盟などの選考も難航しました。
五十嵐カノア選手の戦績が良く、日本代表枠を3つに増やしてくれなければ、叶わなかったコナー選手の代表選出。
色々な思いと、選考やルール、周りの人々の応援などが無ければできなかった移籍でした。
やはり一番は、お母さんへの想いかも知れませんね。
まとめ コナーオレアリー選手が日本国籍取得は母想いも大きかった
今回は、サーフィンのオリンピック日本代表に選ばれた、コナー・オレアリー選手の移籍の理由について調べてみました。
様々な思いを背負って頑張るコナー選手は、オリンピックの競技会場のタヒチのビックウェーブが得意だそう。
日本中で是非応援したいですね!頑張れニッポン!
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